更新日:2005.6.2
     
   
 トップログ▼
  エコ/
 煙草男の禁煙145日前/トップ
  どんぐり千年の森をつくる会
   

  禁煙修行の動機

   
   無類のタバコ好き、珈琲とタバコなくして人生無しとさえ言い切り、どっちを選ぶといえば珈琲も好きだがタバコを取ると確信していた私。その私が今や修行といいつつ禁煙愛好家になりつつある。事務所から衣服からニコチンの香り?がすっかりしなくなり灰皿がテーブルに置かれる事もなくなってきた。
ちょっと気分を変えようと、タバコに火を付け煙を吐き出しながら外の景色に目を移し思索する精神の一服、これができなくなったらパニックに襲われるんではないかと心配していた。しかし、どうにかクリアしている。ただ妙に時間を持て余すような感覚にはなるけれど…。  先日、大阪成蹊大学の多方先生から「禁煙されたようですね」とメールをいただいた。昨年大学に呼ばれて行った際、打合せの会議室で「本当はこの部屋禁煙なんですけど丸野さんは愛煙家なので今日だけ灰皿を用意しました」と特別なご配慮していただいた経緯があり本当に感謝した。

 何年か前、ハルカファミリー事務所にJT九州たばこ販売の社長さんはじめ数人で来られた事がある。
「たばこ販売は今後厳しくなってきます。そこで環境に配慮した商品を販売する事になり、その手始めにハルカさんのペーパースコップを扱いたく突然ですが伺った次第です」という理由で。都城に来られた本当の理由は都城工場閉鎖の件にあるのだが。それで、打合せ後は当然のようにタバコ談義となった。「確かに今後マーケットは環境配慮型商品でないと売れなくなるでしょう。でもタバコはいいんじゃないですか、嫌煙権をたてにしてまるで愛煙家に対して犯罪者みたいな扱い方って理不尽ですよねぇ、僕は環境活動をしていますがだからってタバコを止めるつもりは全然ありません。好みの問題でしょう。ようはちゃんとマナーを守ってタバコの吸い殻を捨てるべき所に捨てるというマナーの問題を、喫煙そのものを問題にしなくってもいいと思うんですよね!」と、愛煙家の私はJTの方々に熱弁をふるった事がある。

 前置きが相当永くなったが、私が禁煙する動機は単純明快「命の危険を感じた」である。要は誰がそう囁いたかである。普通は医者かもしれない。医者は昔コーヒーを飲むとガンになるとしきりに言っていたのでそれ以来あまり医者の言葉に重きは置いていない。ただし気功師やヒーラーが囁いた場合は少しちがう。彼女彼らは感知力が優れていて身体異常に関しては的確に判断できる力が備わっていると確信している。私の場合そのヒーラーからストップがかかってしまった。もうこうなると自分を誤摩化せなくなってしまう。何故なら、彼女彼らは私しか知らず誰にも言った事のない場所、見えないはずの部位を指摘した上で「もうタバコを止めなさい」である。まさかそんなつもりでヒーリングを受けにいったのではなかったのだが…。しかし、ついに一ヶ月後観念して禁煙に踏み切っていた。ヒーラー・ストップである。

  ヒーラー・ストップ

     

 ヒーラーとはヒーリングを行う人、数年前は気功だったが最近はもっぱらヒーリングと呼ぶようになってきた。それぞれの専門家にすればちがうのかもしれないが、人間の生命波動(気あるいはオーラとも呼ぶ)をキャッチし、それらを自在にコントロールするという点では似ていると思う。その気功がブームの頃、知り合い数人で気功の達人と評判になっている所にいった事がある。評判の気功師は、気功の練習をしている最中に突然コントロールが効かなくなり数日間狂った状態になって生死をさまよったらしくどうにか正常に戻ってこれたが、何故か知らないがそれ以来病気を癒すパワーがついたという方で、よくある話でもあるが、当時かなり興味もあって会いにいった。その時、知人の一人に対してその気功師が「あなたの胸付近がどうも通りが良くないなぁ」という。一番健康でゼッタイ死なないような人であった。本人もほとんど自覚がなかったようでその件に関しては全然その後話題になる事もなく数年が過ぎた。そしてある日、健康診断を受けたら食道付近に初期ガン発見「初期も初期、よくこんな小さい状態で見つかった今なら切ってすぐ治るよ」と言われ手術を受けたけど、1年後転移して亡くなった。その時享年52歳だった。つい先日も某シールメーカーの社長がやはりガンで亡くなった享年60歳。

 多分ヒーラーから指摘を受けなければスパスパ吸っていただろう。今でもタバコは好きである。でも命を取るかタバコを取るか実に単純明快な選択だけど、なかなか禁煙に踏み切れない人が相当数いて禁煙ビジネスは今後も成長産業になることまちがいない!
  さぁいらっしゃい 禁煙したい人相談に乗るよってな感じかね。


Allrights reserved.Copyright (c)2005. harukafamily.com