地球環境平和財団は、1991年5月「子供環境ポスター原画コンテスト」の開催をきっかけに活動を開始しました。
 この間、多くの方々のご支援、ご協力のもとに、様々な啓発活動を展開してまいりました。

 同コンテストは以後、毎年国連環境計画(UNEP)との共催で、世界中の子供たちに募集対象を拡げて実施。入選作品は「世界子供環境絵画展」として、ニューヨーク国連本部など国内外各地で展開。「国連世界環境デー」ポスターや、ユニセフ・カレンダー」などにも提供。国連環境計画との共同編集で「環境絵本-みんなで描いた地球」にまとめ、世界中の子供たちに配布して、大きな評価をいただいております。

 また、12歳の坪田愛華作・環境漫画「地球の秘密」を子供の目線で描いた環境読本として広く普及。英語、フランス語、中国語などの各国語版も製作し、世界中の子供たちにプレゼントを続けています。その他、小学生を対象とした「『地球の秘密』駅伝シンポジウム」や、「国連子供環境会議」の開催、アニメビデオやCD-ROM等の環境教育用教材の開発など、特に次代を担う青少年を対象とした事業に力を入れております。

 一方、「SAVE THE SEA」(海を救おう!)」をテーマにした、一般ボランティアの参加による「全国キャラバン・環境目覚まし時計大作戦」や「地球環境セミナー」の定期的開催など広く一般の人々を対象にした意識啓発活動を実施しております。

1994年には愛華ちゃんの遺志をついで、『美しい地球を守るために、共に行動しよう』を合言葉に、会員組織「地球の秘密AIKAkurクラブ」を設立。子供から大人企業団体まで、誰もが参加できる地球環境ネットワーク作りを目指しております。

 これまでの活動実績を踏まえて、21世紀最大のテーマである『地球環境保全と平和』をテーマに揚げ、より一層充実した事業活動を推進していくために、公益法人化を目指して現在準備を進めております。
 
 『美しく平和な地球』を未来の世代に残すために、今後も一歩ずつ着実な歩みを続けてまいります。引き続き皆様方のご指導、ご支援を心よりお願い申し上げます。


地球環境平和財団・運営委員会

■会長      
 栗津 潔    グラッフィック・デザイナー
■副会長     
 松本 洋    (財)国際文化会館専務理事
■運営委員    
 池田武邦    建築家
 梅原 猛    国際文化研究センター顧問
 榎本了壱    クリエイティブ・ディレクター
 北谷勝秀    国連開発計画・国連人口基金上席顧問
         「2050」代表
 草柳大蔵    評論家
 黒柳徹子    ユニセフ親善大使/女優
 コシノジュンコ デザイナー
 小松啓一郎   世界銀行コンサルタント
 椎名 誠    作家
 高木善之    地球環境ネットワーク「地球村」代表
 立松和平    作家
 坪田 正    経営コンサルタント
 日比野克彦   アーティスト
 益子秀男    国際経営センター所長
 マリ・クリスティーヌ
         コミュニケーター
 森 毅     京都大学名誉教授
 湯川れい子   音楽評論家・作詞家
 (五十音順、2001年9月末現在) 
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