『この地球に共に生きて』のテーマのもとに、美しく平和な地球を未来の世代に残すことを目的に、人々の意識啓発、21世紀を担う青少年『環境リーダー』の育成、国内外の環境ネットワーク作りをおこないます。

 
 子供から大人まで誰でも参加でき、地球環境について楽しく学びながら、かけがえのない地球を守るため、毎日の生活のなかで実践することをめざす、様々な活動を展開しています。

 
 国連環境計画は、1985年より毎年、ニューヨーク国連本部本会議場で「国連グローバル・ユース・フォーラム」を開催。世界各国の青少年が一堂に会し、地球環境について話し合う貴重な場を提供してきました。
 財団では、1992年5月、同フォーラムの一環事業として国「連子供環境絵画展」を開催し、「地球の秘密」英語版3千部を参加者にプレゼントしたのをきっかけに、以後同フォーラムの開催に協力。1994年8月には、日本に初めて誘致し」、国連地球環境子供サミット」として島根県で開催。大きな成果を収めました。

 
 1995年10月にイギリス開催された「国連こども環境会議」に、日本の小学生20名を派遣するなど、海外の会議には必ず日本代表を派遣。21世紀を担う『環境リーダー』の育成と地球規模の子供ネットワーク作りに力を入れています。

 
「国連こども環境会議」
(1995年10月、イギリス・イーストボーン市、国連環境計画主催)

 10歳から12歳の子供たちだけの環境会議を初めて開催。世界80カ国から約800人の子供たちが参加しました。
 日本からは20名の代表を派遣。各国代表による発表やディスカッション、自然の中で遊びながら学ぶ様々なワークショップなどに参加。世界の子供たちと共に、地球を守るために行動する勇気を分かち合いました。
 会議の様子は、NHKテレビがドキュメンタリー番組「エコ・キッズ」として放送。子供たちの意識の高さと行動力が反響を呼びました。

 

21世紀、米は地球を救う!

 地球環境平和財団は、石川県輪島市の共催で、「地球環境保全と稲作・農業・国際協力」をテーマに「1999地球環境米米フォーラムIN輪島」を開催しました。
5月15、16日の「植稲際=田植えフェスティバル」には、37カ国の大使館より大・公使を中心に約100名の外交官が参加。一般市民・子供たちと共に田植え体験・祭り・国際交流を楽しく展開。環境保全に果たす水田稲作の役割や、稲作文化の根底にある「共に生きる」と言う精神性を問いなおす機会を提供します。
 昨年のテニスフォーラム後、高円宮殿下のご提案をきっかけに企画が進められたものです。
 
春・・・に植稲際=田植えフェスティッバル
平成11年5月15日(土)〜16日(日)
石川県輪島市白米地区千枚田を主会場に開催
夏・・・とんぼ田んぼシンポジュウム
秋・・・稲刈際=稲刈りフェスティバル
冬・・・稲わら細工コンテスト&種もみ引渡し式

●次のページヘ