私が禁煙修行しているのをきっかけに禁煙した友人がいる。ワシントン広場のオーナー下東クン。私は彼に「喫煙の最たる習慣と儀式は『朝の一服』にあると思う。だから、この朝の一服という習慣をどこまでガマンできるか。最終的には朝の一服を夜の寝る前一服にできれば一日一本で済むんだよねぇ」てな事を言った。彼はその時「あっそうかっ!!」と思いきや、次ぎの日から実行したとさ。聞くとそろそろ止め時かなぁと思ってたらしいけどなかなか踏ん切れずにいたらしい。そんな折、あのヘビースモーカーの丸野が禁煙をしている。彼に出来て私に出来ないはずがないという自信めいた安心感と共に禁煙するちょっとしたコツ「朝に一服をどこまでガマンできるか」ただそれだけで、彼も早3ヶ月になろうとしている。最近、ズボンのバンドがきつくなってきたとか。
そういえば以前はタバコ吸ってたなぁという感覚の今日この頃であるが、禁煙修行2ヶ月目の頃に大阪成蹊大学の多方教授から以下のようなメールをいただいた。
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「禁煙愛好家になったワケ(禁煙修行の動機)を楽しく読みました。ヒーラーのお告げらしき言い回しは、いかにも丸野さんらしい感じですね(^O^)。昨年の大阪成蹊大学での一コマも記載いただいて、禁煙修行に弾みを付けて下さってるのも丸野さんらしいと思います。禁煙修行というと、愛煙家へ戻りそうな気がしてしまいますので、「タバコ決別宣言」をキッパリと発表して下さるように願っています(^O^)。」
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励ましているのか冷やかしているのかさすが教授微妙なところではあるがうれしかったので「次回の時に掲載しますね」と返事した。禁煙修行ページを更新しようとあれこれタバコについて思い巡らすだけで又タバコが吸いたい気分になりそうに思えたので当分は更新しない事に決めて150日が経過したのである。それと最近タバコを吸うのを忘れている時も多く、何といっても体調が良い。体重は増えたが内蔵が軽いそして疲れない。疲れてもすぐに寝て疲労回復である。本当に良い事づくめ。と、すっかり禁煙者も板に付き始めたようだ。
そういえばヒーラーさんから指摘された胸の問題箇所、しばらくはピリピリ感が取れず禁煙だけでは無理かなぁと思う日々もあったが、ここにきてすっかり体質改善したようである。 世界の禁煙運動も宴たけなわって感じ
【タイ バンコク】 たばこの店頭陳列、禁止 「販売店」表示のみに
タイで24日から、たばこの店頭陳列が禁止された。これに伴い、国際空港の免税店を除く全国の店頭からたばこが姿を消すことになった。タイでは法律でたばこの広告が禁止され、今年6月に保健省が「商品陳列も広告に当たる」と判断した。違反者には最高20万バーツ(約54万円)の罰金が科される。販売店は「たばこ販売」を示す紙を1カ所だけ表示することができる。
(毎日新聞) - 9月24日10時51分更新
国内でも禁煙サイトを検索すると喫煙家には気の毒な計画がてんこもり…くわばら くわばらこのままずっと禁煙していたい気分。
つい最近読んだ禁煙ネタ本
宇宙滞在記録保持者ワレリ・ポリヤコフ博士(ロシアの宇宙飛行士)が書いた本を図書館で見つけ「禁煙と宇宙飛行」について書かれている箇所があったのでついうれしくなり借りて読んだ。これまで宇宙飛行士イコール禁煙者とばかり思っていたがロシアの宇宙飛行士は意外にもスモーカーもいたのだ。このワレリ・ポリヤコフ博士はドクターでもある。だから宇宙空間の体験に関して、身体的生理面を含め実に克明に描写していて面白い内容の本だった。
さて、禁煙のくだりである。
ロケットに乗り込む直前までトイレに行って隠れてタバコを吸ったと告白している。何しろ宇宙飛行中は禁煙せざるを得ないので博士は自分が禁煙に耐えられるかどうかすごく悩むのである。同行の宇宙飛行士3人がスモーカーだったらしくお互いにその心配を語りあっている。そしていざ宇宙に出発。ところが、博士の心配事(タバコが吸いたい!!)はまったくの思い過ごしとなる。無重力空間になった途端からタバコを吸いたいという気持ちから解放されたらしい。宇宙ステーション・ミールに着いてから先に滞在している仲間に喫煙の事を打ち明けたが、皆ここにいる間はすっかり忘れてしまうらしい。…まるで竜宮城…。そして彼は通算659日約2年間の宇宙滞在記録を達成する。
さて、地上に帰ってそのまま禁煙したかどうかは皆さんの想像に任せよう。
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